クラウド会計って何?

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クラウド会計というワードが一般的になっていますが、
そもそもクラウドって何なのでしょうか?雲・・・?(笑)

簡単に、メールで考えてみてもらえると分かりやすいと思います。

OutlookMailとGmail。
前者はOfficeというソフトをパソコンに入れないと使えませんが、
後者は、アカウントを作成すれば、どんなパソコン、スマホでもブラウザ上で使えます。

会計ソフトの世界でも、従来は、ソフトを購入してパソコンにインストールする必要がありましたが、
freeeなど、代表されるように、webブラウザから直接操作が可能なクラウドソフトが増えています。
クラウド会計ならスマホでも操作が可能です。

その特徴を簡単にまとめたのが下表です。
操作面では、慣れもありますが、クラウドソフトの方が、
入力操作を減らす工夫がされているものが多いです
(この辺りは、次回、取り込み・銀行口座の連携機能でお話しします)。
その一方、回線速度に左右されるため、取引データが膨大になると、処理に時間がとられることもあります。

また、印刷に関して、クラウドの方が、CSVなど加工しやすい形態での出力が可能になるので、
把握したい情報を顧客ニーズに合わせて加工することが可能になります。

加えて気になるのが、料金だと思います。

従来の会計ソフトであれば、イニシャルコストこそかかりますが、導入してしまえば、保守料金のみになります。
会計基準や消費税率の変更が今後も想定されるので、バージョンアップのための保守はこの先も必要です。
他方、クラウドであれば、年額一律の費用を毎年負担で使用できます。
どちらが安いかという意味では、トータルコストで考えると大差ないかもしれません。
ソフト会社で異なる面はあるので、気になる方がいらっしゃいましたら、弊所までご連絡ください。

岩井 玄太郎
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